2009年3月23日月曜日

第一回研究会「活字地金彫刻師」


じゆう研究室 第一回研究会「活字地金彫刻師」

じゆう研究室の初めてのイベントは、「活版印刷」に関すること。
活版印刷は現在の印刷の原点であり、15世紀頃より数十年前まで主流で使われてきました。
現在パソコンで私たちが使う「文字」は、書体デザイナーにより手書きやパソコンで設計されたものですが、活版印刷時代は「鉛に文字を彫って設計」の頃と「方眼紙上で手書きで設計」の頃がありました。その前者が「地金彫刻師」。ルーペを通して逆字を鉛に直接設計しながら、文字が色々な組み合わせで使われるのも考えつつ、彫っていきます。正に文字の原点と言えるでしょう。
その彫刻師として何万もの文字を彫られてきた「清水金之助さん」を先生としてお迎えし、お話を伺いつつ実演を行います。また、その彫られた物が活字になるまでの工程なども別途お話していきます。ぜひ、貴重な技を直にご覧下さい。


■日時:2009年4月19日(日)15:00開演
■会場:赤坂コミュニティープラザ内 5F 第一和室
東京都港区赤坂4-18-13
>>地図はこちら
【アクセス】地下鉄銀座線・丸の内線/赤坂見附駅下車 A出口徒歩10分
地下鉄大江戸線・銀座線・半蔵門線/青山一丁目駅下車 4番出口徒歩10分

イベントは終了いたしました。
たくさんの方のご来場ありがとうございました。


 

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【活字地金彫刻師 清水 金之助氏のご紹介】

1922(大正11)年 1月10日生
1936年(14歳) 彫刻師、馬場政吉氏に内弟子入り
1942年 第二次世界大戦の陸軍に招集される。
1945年 大戦終了後、東京都大田区に地金彫刻工房設立。
1961年 ベントン彫刻機の普及による地金彫り衰退後、岩田母型に入社し母型彫刻に従事。その後独立。
1975年 彫刻事業を引退
2004年 活字研究会の要望から彫刻を再開。実演などを行う。(活字研究会会員)
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皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

じゆう研究室 一同

2009年3月9日月曜日

じゆう研究室できました

じゆう(自由)
それは楽しくもあり、とても難しいもの。

そんな「じゆう」を考えつつ、
じゆうな研究室をつくることとなりました。

夏休みの自由研究のようで、
でも大人だから、
ちょっと深く、
もっと楽しく。

グラフィックデザイナーを生業とする
かわの(mumio)、ひらかわ(LUFTKATZE)、スズキ(ズアン課)
の、3人の研究員でスタート。
先生をお招きしたり、自分たちが先生にもなったり、
知りたいと思うことを研究できるような、
皆さんも参加いただけるようなイベントを中心に
様々な活動をしていく予定です。

今度とも、どうぞよろしくお願い致します。